若年層の転職を考える

新卒入社する若年雇用層の早期離職が増えてきています。いわゆる「ゆとり世代」と揶揄される年代ですが、会社で上司に理不尽だと感じる注意を受けたりすると、そこで耐えずに退職して、すぐに転職してしまうというケースです。 「近頃の若い人は、根性がないからすぐに辞めてしまう」 と、人事部の採用者は嘆いているかもしれません。しかし、根性がないからすぐに退職し、転職してしまうのでしょうか。そもそも、その根性論で同じ会社に何年も在職することが偉いことなのでしょうか。 「今の会社が嫌だから転職したい」 と嘆く友人を、本来ならどう諭すでしょう。あまりに早期であれば、もう少し頑張ってみてはと投げかけるかもしれません。また、原因は何かと訊き、対人関係であれば何か打開策を見出すことから始めてみてはと諭すかもしれません。あるいは、転職することで今より雇用条件が悪くなる可能性が高いと考える方もおられるでしょう。今の日本社会では、あまりにも早い時期での転職にマイナスのイメージがあるということは事実です。 転職時に面接にて、早期退職された方の経歴書を見ながら、 「なぜ、前職を3か月で辞めてしまったのか」 と問われるのは当然です。色々と熟考し、採用した人材が自社でも3か月で辞めてしまったら、採用側はまた同じ労力を必要とされ、業務を教える社員はさらなる労力を強いられます。しかし、たとえば冒頭でも述べたように、対象人材が新卒者の退職、いわゆる第二新卒であれば、早期の退職を大幅にマイナスしなければならないという必然性はないです。 私は現在29歳で同じ中小企業に4年勤めています。この4年というものが歳を重ねるごとに「経験」となり、「給与が増える」のであれば意欲的に同社に在職し続ければよいかと思います。ただ、もし私が新卒者であれば「転職」が頭をよぎるかもしれません。 「もっと自分の人生において、最適な場所があるのではないか」 そう考えることもあるでしょうし、 「先々を考えると、この会社にいるのは不安だ。もう一度やり直したい」 と考えることもあるでしょう。実際に、そのような「第二新卒雇用枠」は増加しており、セカンドチャンスが与えられる機会も増えています。若年者は変化を恐れず、もし納得がいかないなら、根性なしと揶揄されても挑戦することが大事だと考えます。 ただ、意味もなく「会社が気に入らない」というのなら転職を考え直すべきでしょうが、日本の企業といえ、もっと広い視野で雇用場所を探すのは大事なことです。 「根性なし」が、いつしか企業の社長になっているという可能性も払拭できないのですから。

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